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ホテルのキッチンで

酔っ払いのおっさんと

なんか目がやばそうな若者に囲まれながら炊いたお米

フリーフードにあったお米で食費を浮かした

ぜんぜん美味しそうじゃないけど

というか美味しくないけど

日本のお米とはかけ離なれた細長いやつ

タイ米かな

それでも

あの炊いたときのほのかな甘い匂いはかすかにしてぐっときた

日本にいても米食べないくせに

ホームステイじゃなくてこのホテル選んだことが

この旅行のだいぶ大きな部分を占めてると思う

普通に旅行してもなかなか経験出来ないとこにいる

常に音楽が流れていて

部屋にはネズミが住んでいて

誰かが夜中の3時まで酔っ払って歌うし

廊下に空の酒瓶落ちてるし

朝起きたら酔っ払いがラウンジで寝てるし

みんなキッチンの皿とか洗剤つけてあらわんし

建物はめちゃくちゃお洒落で

暖炉あるしハリーポッターみたいやねんけど

こんな感じでも一応帰ってくると、

ちょっとほっとするようになった

この日本人顔が英語ペラペラならかっこいいのにな、って鏡見る度に思うけど

実際は日本人らしいカタコトやねんなこれが

今だにパッと会って、hi !how are you?って言われた時の適切な返し方が分からない

I'm fine thank you .and you??では無いことはたしか

格好いい自然な返しできるようになりたい